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太陽光パネルの寿命から学ぶ

再生可能エネルギーブームのその後

3.11による原発問題以後、再生可能エネルギーに注目が集まり、日本中に大小さまざまな太陽光発電設備が設置されました。

2011年当時から、将来、大量のソーラーパネルが廃棄物になるなと個人的に気にしていましたが、先日、環境省から「太陽光発電設備のリユース・リサイクル・適正処分の推進に向けた検討結果について」が公表されました。

当該検討結果に依りますと、ソーラーパネルの寿命を25年とした場合、ソーラーパネルの排出見込み量は2020年度で約3,000トン、2030年度で約30,000トン、2040年度で約800,000トンと急増する見込みです。

太陽光発電設備のライフサイクル

3.11以後、原子力発電に代替するエネルギーとして再生可能エネルギーに注目が集まり、固定価格買取制度が始まったことを受けて、投資金額が比較的少なく、設置の容易な太陽光発電ブームが起きました。

その後、発電しようとしても送電設備が整っていないこと、電力消費地から離れた北海道や九州に偏在してしまったことなどの問題が顕在化したことはご承知のとおりです。

このブームの背景にある原子力発電を再稼働するかどうかについては未だに議論のあるところですが、仮に廃炉する場合は約40年かかると報道されています。
その廃炉を行うに当たり、太陽光発電が代替エネルギーとなり得るかといいますと、あまりに不安定なエネルギー源であり、かつ、発電量が不十分であると指摘されています。

さらに、太陽光発電設備の寿命ってどのくらいなんだろうかと調べてみますと、製品によって違いはありますが、10~30年の間が一般的と思われます。

そうしますと、原子力発電を廃炉するとしても、廃炉が完了したときには現在稼働している、あるいは稼働準備中の太陽光発電は全て新しい太陽光発電に入れ替わっていることになります。

寿命の過ぎたソーラーパネルは?

寿命の過ぎたソーラーパネルはどうなるのでしょうか?
現在では、産業廃棄物として処理されるケースが多いようです。

ソーラーパネルには有害物質も含まれていますので、当該有害物質を除去してからでないと埋立処分ができません。
また、リサイクルを行ったとしても得られる資源価値よりリサイクル費用の方が大きいため、経済的合理性に欠けてしまいます。

さらに、固定価格買取制度において、電力の買取価格に撤去費用(5%程度)が見込まれていますが、売電事業に参入した事業者が20年後も存続している可能性がどの程度なのかを考えますと、適正に処分できるか甚だ疑問です。

そこで、環境に配慮したリサイクル等の適切な処分が行われるよう、環境省は「太陽光発電設備の撤去・運搬・処理方法に関するガイドライン」の策定・周知を進めるとしています。
当ガイドラインによって不法投棄を極小化し、リサイクルシステムが適切に稼働することを狙っています。

ライフサイクルを意識する

2011年以降の太陽光発電ブームは記憶に新しいと思います。
そのブームの時に、太陽光発電設備の廃棄ブームが来ることをどれだけの人がイメージできたでしょうか。
特定の設備を短期間で日本全国津々浦々に一斉に設置しますと、製品寿命も一斉にやってきますので、廃棄処分やリサイクル事業のブームが予測されます。

皆さんの事業においても何らかのブームに乗ったり、乗り遅れたりすることがあると思います。
ブームに乗ったとしても、乗らなかったとしても、「ブームの後」を考えなければなりません。
また、ブームの周辺で起きることにも着目しなければなりません。

太陽光発電が寿命を迎えたとき、技術革新の進んだ太陽光発電の再投資が起きるのか、風力・地熱・水力等の発電の比重が高まるのか、現在では研究段階の技術が普及するのかは分かりません。
25年という時間は、25年前の1990年に4K液晶テレビやiPhone等のスマホが想像できなかったように、技術は大きく変化します。

したがって、新技術についての予測は非常に困難ですが、現在設置された太陽光発電が寿命を迎えることは予測しやすいので、対策を考えることができます。

太陽光発電に限らず、あなたの会社に関する事業のライフサイクルを意識すると、新たなビジネスチャンスが見つかるかもしれません。

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