後継者育成サービス │ 全国対応、後継者育成の専門家が毎月訪問

後継者育成サービス

【対応地域】日本全国対応

03-6271-0185

電話受付時間 : 平日9:00~18:00 休業日:日祝日

メール対応は24時間受け付けております。

お問い合わせはこちら

三井住友海上、英損保を6,420億円で買収から学ぶ

生損保業界で相次ぐ海外M&A

先日、三井住友海上がイギリスの損害保険大手のアムリンを約6,420億円で買収すると発表しました。

このところ、生損保業界で海外M&Aのニュースが相次いでいますね。
そこで、各社の公表日順に主な海外M&Aのニュースを並べますと以下のとおりです。
・2014年6月:第一生命が米プロテクティブを約5,500億円で買収
・2015年6月:東京海上HDが米HCCインシュアランスHDを約9,400億円で買収
・2015年7月:明治安田生命が米スタンコープ・ファイナンシャル・グループを約6,250億円で買収
・2015年8月:住友生命が米シメトラ・ファイナンシャルを約4,650億円で買収

なぜ、海外M&Aが急増しているかといいますとその要因は国内市場の先行きにあります。

生命保険文化センターの調査によりますと日本国内では約8割の人が生命保険に加入しており、新規開拓の余地がほぼありませんし、高齢化と人口減少社会の到来で、今後需要が増大することも見込まれません。

また、日本損害保険協会によりますと、損害保険のうち自動車保険については約7割の人が加入しており、自動車を運転する人の増加が見込まれない中、国内市場の需要増加は期待できません。

さらに、かんぽ生命が上場し、TPP交渉においてアメリカの保険会社が攻勢をかけてくることが予測されます。

そのように国内の市場環境が厳しい中、海外に活路を見出すのは経営戦略の一つとして必要なことだと思います。

なぜ会社を買収するのか?

なぜ、三井住友海上はアムリンという会社を買収することになったのでしょうか。

そこで、アムリンという会社をすっごく簡単に見てみましょう。
三井住友海上のプレスリリースによりますと、2014年12月期のアムリンの業績は以下のとおりです。
・正味収入保険料:2,279百万ポンド(約4,170億円)
・連結当期純利益:236百万ポンド(約432億円)
・連結純資産:1,783百万ポンド(約3,262億円)
また、正味収入保険料は過去3期連続で増収ですし、連結当期純利益は毎期200百万ポンド超を確保しています。

つまり、安定した業績を残し、財務状況にも大きな問題がない決算となっています。

また、再保険事業やヨーロッパにおける規模や収益力、グローバル市場で存在感を発揮するトップブランドであることなども買収の大きな要因となっています。

したがって、決算書にあらわれる業績や財務状況と決算書にあらわれない営業力等が決め手で三井住友海上は買収を決断したものと考えます。

皆さんが買収したい会社はどんな会社?

皆さんが三井住友海上の立場だったとして、どんな会社だったら買収したいと思いますか?

経営理念が共有できる会社、商品ラインナップを補完できる会社、新たな顧客を獲得できる会社など、色々な会社が考えられるでしょう。

でも、その会社が赤字続きで債務超過に陥っていたらどうでしょう。
自分が経営者になればV字回復して、債務超過も解消できるという確固たる自信があれば別ですが、通常、そのような会社は魅力的だとは思えません。
(業界によっては救済目的でそのような会社の買収が行われることもあります)

決算書がすべてではありませんが、決算書には多くの情報が詰め込まれています。
直接的には資産計上されない営業力等の会社の強みも、ホントにあるのなら売上高や営業利益に結果として反映されているはずです。

やはり、皆さんが買収したい会社の条件の一つとして業績が良いことが挙げられると思います。

皆さんの会社は他社にとって買収したい会社ですか?

先ほど、買収したい会社の条件の一つとして業績の良し悪しを挙げました。

そこで、皆さんの会社は他社が買収したいと思う会社、他社が羨むような業績、知名度、顧客、技術、人材等がありますでしょうか。

中小企業において買収されることが「身売り」といった形で悪いイメージを持たれやすいのですが、何か買収したいポイントがない限り、買収は行われません。

買収されることがその会社の将来にとって良いか悪いかはケースバイケースですが、少なくとも他社が皆さんの会社を買収したいと思われるようになることは良いことだと思いませんか。

>>後継者育成の専門家をお探しの方はこちら

無料相談受付中!
03-6271-0185
今すぐ、お気軽にお電話ください。
担当者が丁寧に分かりやすく対応いたします。
【対応時間:9:00~18:00(月~土)】【休日:日祝日】
メールでのお問い合わせはこちらをクリック
Return Top