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死ぬまで現役は誰のため?

死ぬまで現役は誰のためなのか

中小企業の社長の中には、「私は死ぬまで現役だ」と威勢よく仰る方がいらっしゃいます。

実は、この言葉の前には私から一つの質問があります。

「事業承継について準備はできていますでしょうか?」

この質問の回答が上記のとおりです。

社長の頭の中を推測するに、「事業承継」⇒「私は引退」⇒「家にいてもすることがない」⇒「仕事こそが私の人生だ」⇒「(だから、)私は死ぬまで現役だ」といったところでしょうか。

直接、社長の頭の中を覗いていないので、この推測は当たっていないかもしれません。

しかし、高齢の社長になれば、「事業承継」というテーマは自らの死とつながる話のため、あまり積極的に考えたくないテーマでもあります。

そのため、「死ぬまで現役」は「事業承継」という現実的な問題から逃避するための言い訳みたいなものに過ぎません。

では、「死ぬまで現役」という考え方に乗っかってみて、どんなことが起きるのかちょっと考えてみましょう。

ホントに死ぬまで現役でいられるのか

少し古いですが、2013年の厚生労働省のデータによりますと、日本人男性の平均寿命は80.21歳に対して、健康寿命は71.19歳とその差、9.02年も開きがありました。

ここで、健康寿命とは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間のことです。

従って、統計上、日本人男性は死ぬまで現役を貫こうとすると、約9年間も日常生活が制限されながら仕事をすることになります。

もちろん、統計上の平均データであるため、「私は違う」というケースもあるかもしれません。

しかし、年齢を重ねるにつれて、健康上の問題を抱えるリスクが高くなるのは避けようのない事実です。

病床からなのか、通院しながらなのか、車椅子に座ってなのか、状況は人それぞれですが、健康上の問題を抱えたまま、会社を経営する自分の姿がイメージできますでしょうか。

それが果たして望んだ現役の形なのでしょうか。

「まだまだ若い者には負けない」は通用しない

「まだまだ若いものには負けない」という言葉は個人的に好きです。

歳を重ねてもエネルギッシュで前向きな感じが伝わってきます。

しかし、この言葉はあくまで「負けない」のであって、「勝つ」とは言っていません。

会社のトップが「負けない」という目標を掲げてしまうと、なかなか社内の士気は高まりません。

「負けない」ために大胆な意思決定をして、イノベーションを起こすってことは、ちょっと紐付かないですよね。

個人の生き方として「まだまだ若いものには負けない」という気概はあってもいいと思いますが、会社経営に反映されてしまうとちょっと困りものです。

一代限りで廃業するなら、構わないのか

社長の中には、後継者不在などの理由で、自分一代限りで廃業するという方針の方もいます。

この場合であれば、「死ぬまで現役」という考え方もありかもしれません。

ただし、「廃業」も計画的に行わないと社内外の人に多大な迷惑をかけてしまいます。

以前、書きました「廃業と倒産の違い」をご覧いただければと思います。

死ぬまで現役を貫くなら、後継者を育てる

本気で「死ぬまで現役」を貫きたいのなら、いつ、その時が来てもいいように、後継者をきちんと育てることが社長の仕事ではないでしょうか。

また、後継者は必ずしも一人で社長の役割のすべてを果たす必要がないと考え方を変えてみてはどうでしょうか。

社長に特異不得意な分野があるように、後継者にも特異不得意な分野があります。

大人になってから、不得意な分野を育成しようとしてもなかなか人並み以上には到達しません。

そのため、後継者をサポートする補佐役も併せて育成していきます。

後継者一人に社長業のすべてを背負わすのではなく、チーム体制にして、後継者を中心とした経営幹部チームで社長業を引き継いでいくのです。

このような準備を行っていれば、「死ぬまで現役」も個人の生き方としてありかもしれませんね。

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