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運転資金を借入金で賄わない

運転資金とは

運転資金とは、通常の営業活動で必要になる資金で、仕入資金や諸経費の支払いに必要になる資金です。

通常、運転資金の計算は貸借対照表から求めます。
具体的には、運転資金=売上債権(売掛金・受取手形)+棚卸資産-仕入債務(買掛金・支払手形)で求めます。
これは貸借対照表の基準日時点でいくらの運転資金が必要か分かります。

この運転資金を小さくすることができれば、会社の資金繰りは楽になります。

なぜ、運転資金を小さくすると資金繰りが楽になるかというと、商流を意識すれば分かりやすいですね。

まず、原材料を仕入れますと、その時点で仕入債務が発生します。

原材料のままでは販売できませんので、原材料を加工し、製品にしていきます。

この製品を製造する間に、仕入債務の支払期日が来てしまうかもしれません。

また、製品を製造したとしても、まだ販売できていないため、現金を回収できていません。

なんとか製品を販売することができても、現金売りでない限り、販売代金は売掛金や受取手形という形になります。

従って、会社が現金を回収できるのは、販売時点ではなく、売上債権の回収日です。

このように支払うタイミングと回収するタイミングに時間差があるため、できる限り運転資金は小さくしたいのです。

それでは、現状の運転資金を把握したうえで、どれくらい減らせるかを考えてみましょう。

運転資金の減らし方とは

運転資金を減らす方法は、先ほどの計算式を構成する3つの項目を検討します。

まず、売上債権の回収サイトを短くします。
現金売上の比率を高くすることや、契約条件を見直して入金日を早くすることが考えられます。

小売や直接販売の比率を高めていくことも売上債権の回収サイトを短くします。
1日でも入金日を早くすることは、会社にとって資金繰りを楽にしてくれます。

次に、滞留在庫を削減します。
倉庫に眠っている棚卸資産は何も現金を生みません。
むしろ、保管費用などキャッシュアウトを発生させ、一部の例外を除き、時間の経過とともにその価値が下落していきます。
そこで、過剰仕入を回避するための発注管理、不良在庫を早期発見する月次の棚卸など、在庫管理を強化する必要があります。

不良在庫をたたき売り、在庫一掃セールをすることも資金繰りには効果を発揮しますが、ブランド価値を毀損するリスクもありますので、注意が必要です。

続いて、仕入債務の支払サイトを長くします。
現金払いを減らすことや、契約条件を見直して支払日を遅くすることが考えられます。

会社に与信がつきますと、支払サイトを長くする交渉も可能です。
反対に、会社に与信がつかない状況ですと、仕入先は現金払い以外応じてくれない場合もあります。

運転資金が不足する状況とは?

運転資金見合いの現金預金が手元にない状況であれば、金融機関から借り入れざるを得ません。

しかし、原則として、運転資金不足を借入金で賄う状況は危ないです。

なぜなら、運転資金は本業での現金の流れなのですから、本業で現金を獲得できないのなら、借入金の返済原資をどこから生み出すのでしょうか。

したがって、そもそもの利益を増やすこと、売上を増やすこと、原価率を改善すること、経費削減すること、という当たり前の経営改善を行わないことには、いつまで経っても借入金の返済原資を生み出すことはできません。

唯一、運転資金見合いの借入金で認められるのが、売上急増に伴う運転資金不足の状況です。

どういうことかといいますと、先述したように仕入代金の支払時期と販売代金の回収時期にはタイムラグがあるため、売上が急増すると、どうしても販売代金の回収前に多額の仕入代金の支払が必要になってしまいます。

このような状況は販売実績を示すことができれば、金融機関も前向きに融資に応じてくれるでしょう。

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