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後継者に他社修行は必要か

社会人経験ないまま会社を継ぐなら他社修行は必要

社会人経験とは、一般的に正社員として会社勤務することを意味しますが、私はその前の就職活動も含めて考えます。

つまり、会社に雇われる立場の経験です。

将来、会社を継ぐのであれば、人を雇用することになります。

雇われる人の気持ちが分かると従業員が社長をどのように見ているのか分かります。

すると、社長がどのように振る舞ったら従業員から支持されるか、反対にどのように振る舞ったら従業員からの信頼を失うのか気付けます。

後継者として会社に入社すると、「自分はほかの従業員とは違うんだ」という意識が抜けないため、従業員の立場をちゃんとわかることができません。

そのような意味で他社修行は必要です。

就職活動を経験すると求職者の気持ちが分かる

学生生活を終えた後、就職活動を行い、希望した会社への就職を目指す。

その就職活動の厳しさは経験した者にしか分かりません。

<就職活動の例>
①インターンシップに参加
②自己分析を行い自己PRの作成
③業界・仕事研究を行い、志望動機の作成
④興味のある企業にエントリーする
⑤エントリーシートを作成する
⑥筆記試験や面接を受ける
⑦内定

売り手市場であれば、複数の内定を得られるかもしれませんが、買い手市場の時には、なかなか内定を得られず、希望の会社に就職することが難しくなります。

一方、このような就職活動を経ずに、スルスルっと実家の会社に入るとどうなるでしょうか。

自己分析をしていないので、自分の強みや弱みの整理ができていません。

業界・仕事研究をしていないので、自分の会社の強みも弱みも把握できていません。

何よりも志望動機が心の内から湧き出たものでしょうか。

就職活動をした人が偉いわけではありませんが、就職活動を機に自分はどのような会社で働きたいのか、自分は何者なのか、見つめる時間を持つことができます。

そのような経験を積むことで求職者の気持ちを汲み取りやすくなります。

会社組織はどのように機能しているか

他社修行することによって会社組織はどのように機能しているか、経験することができます。

就職していずれかの部署に配属され、仕事のイロハを学びます。

ビジネスマナーはもとより、営業部門や製造部門、管理面を支える総務や経理など、多くの人が有機的に連携して初めて組織は機能します。

会社の誰かが電話応対し、誰かが請求書を発行し、誰かが契約書を製本し、誰かが給与を振り込み、誰かがホームページを更新し、誰かが売上代金を回収し、誰かが顧客のクレーム対応をし、誰かが人事評価しています。

会社組織における商品・サービスの流れ、お金の流れ、情報の流れを現場レベルでつかむことができます。

ただし、入社一年目から重要な仕事は任せてもらえないかもしれません。

しかし、将来、会社経営をするために経験を積む目的があれば、積極的に手を挙げて雑用でもなんでも取り組むことが必要です。

雑用は「名称のついていない業務」ですが、会社に不要な業務ではありません。

そして、雑用をしながらでも、「自分が社長だったら…」とイメージし続けることはできます。

経営改善のヒントが雑用に埋もれているかもしれないとアンテナを張っていれば、ヒントに気付けます。

自社で次期社長として働くこととの違い

平社員としての業務は、自社でも経験可能です。

そして、後継者候補であるあなたが「もし自分が社長だったら…」とイメージトレーニングすることも可能です。

しかし、会社運営の事例を自社しか知りませんので、改善策を検討するにしても拠り所が書籍やインターネットなど、経験に基づかない教科書的なものしかありません。

そこで、他社修行していますと、教科書的ではなく、実務レベルで実行可能な組織運営の評価軸を持つことができます。

また、他社で働くことは自分の仕事に対して、適正な評価に基づいた給料をもらえることです。

自社で働くと、後継者は短期間で役職が付き、管理職や役員待遇になってしまい、能力や成果とは関係なく同期入社と差がついてしまいます。

自分の仕事っぷりを第三者に評価されるという経験を積むためにも、他社修行はお勧めです。

他社修行明けの注意点

他社修行を終えた後、実家の会社に入社すると、修行先で当たり前にできていたことができない点が目につきます。

クラウドツール、テレワーク、福利厚生、オフィス環境、人事評価、社内研修などなど、比較すればするほど、自社の劣っている点が気になってしまいます。

しかし、後継者であるあなたが自社の劣っている点をピックアップして、会社や社長に対して批判的になってはいけません。

上記の気になった点を他社に見習って、改善すべきことは明白であっても、会社としての優先度(緊急性や重要性)によっては、すぐに改善するものではありません。

実家の会社に入社して、資金繰り、売上推移、競争環境、人手不足など様々なことを考慮したうえで、上記の点に取り組むべきか否かを整理する必要があります。

他社修行は計画的に

他社修行は期間を予め設定することが必要です。

期限を設定せずに修行すると、会社の機能の内、ほんの一部だけを経験してしまい、全体像をつかめないまま修業期間を終えてしまうことになりかねません。

また、皆さんは学生の時に試験直前に一夜漬けで猛勉強したことはありませんでしょうか。

試験という期限があるからこそ、集中力を高めて勉強できるわけです。

そのため、他社修行も○年○月までと期限を設定することが重要です。

さらに、あらかじめ他社修行の期限を設定しておかないと、場合によっては後継者の家族が反対するケースもあります。

というのも、実家の会社から離れた都会の企業で修行すると、家族はその地域での生活に馴染んでしまいます。

後継者の配偶者からしますと、安定した(修行先の)会社員の地位を捨て、大きな責任を伴う中小企業の経営者になることに不安を覚えます。

従って、予め他社修行の期間を設定し、配偶者にも理解してもらうことが重要です。

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