後継者育成サービス │ 全国対応、後継者育成の専門家が毎月訪問

後継者育成サービス

【対応地域】日本全国対応

03-6271-0185

電話受付時間 : 平日9:00~18:00 休業日:日祝日

メール対応は24時間受け付けております。

お問い合わせはこちら

マンション傾斜問題から学ぶ

マンション傾斜問題

2015年も様々な企業の不正事例が報じられていますが、今回はマンションでした。
皆様も報道でご承知の通り、三井不動産グループの販売した横浜市のマンションが傾いており、その原因は建物を固定する杭打ち工事のデータが改ざんされていたものでした。

実際に杭打ち工事のデータを改ざんしたのは、2次下請けの旭化成建材でした。
2次下請けを管理するのが1次下請けの日立ハイテクノロジーズで、施工元請けは三井住友建設でした。
また、販売会社は三井不動産レジデンシャルでした。

誰がどう見ても、大企業の系列会社がずらっと並んでいますので、信頼して大丈夫だと思いますよね?
その信頼が裏切られた今回のマンション傾斜問題、非常に残念でなりません。

責任の所在と顧客(住民)の関心

連日、繰り返される報道では、データを改ざんした旭化成建材の責任、元請けや1次下請けに対しては管理監督責任を問題にしています。また、種々の法令違反も問題にしています。

確かに、今後の住民への損害賠償の負担割合などの点で非常に重要ではありますが、顧客(住民)にとっては誰の責任であろうと、安心して住むことのできない住環境をどうにかして欲しいというのが本音だと思います。

ここで、ちょっと考えてみますと、顧客(住民)が購入の意思決定をするために、販売会社や施工元請けについては多少関心があるものの、2次下請けまで関心がある人はほとんどいないでしょう。

おそらく、業者が誰であるかよりも、立地、デザイン、価格など顧客(住民)の重視するポイントを他のマンションと比較して、当該マンションを選んだのだと思います。
また、一般消費者にとって、2次下請けの業者名を開示されても、評価のしようがありません。

ですので、問題のマンションの住民も2次下請けが旭化成建材だからという理由で、購入した方はいらっしゃらないでしょう。

つまり、供給側の会社が見ているモノと顧客(住民)が見ているモノが異なっているのです。

下請けや外注先の品質も販売会社の責任である

消費者が直接会って話を聞くのは販売会社の営業担当です。
そして、営業マンのセールストークで商品やサービスのメリットなどを聞き、それを信頼して購入するものと思います。

営業マンの話を信頼した消費者が、わざわざ下請け業者や外注先の品質を調査して検討するようなことは普通しません。
情報を収集したとしても、その分野の専門家ではないため、内容を理解することも大変難しいです。

その結果、「餅は餅屋」ということで、その道のプロにお任せする、相手を信用する、という意思決定をするのです。
消費者に信用してもらう以上、販売会社はその信用に応えるため、品質管理を行うことは至極当然です。

品質管理は販売会社のみならず、下請け業者も外注先も対象です。
なぜなら、消費者が信用したのは販売会社が提供する商品やサービスであるため、その商品やサービスに関わる全ての業者の品質を管理しなければなりません。

他社の不祥事を他山の石として品質管理を強化する

あなたの会社が提供している商品やサービスを提供するまでの工程において、下請け業者や外注先を利用することはありませんでしょうか。

利用されている場合、下請け業者や外注先に対する品質管理は十分でしょうか。
あなたの知らないうちに、2次下請けや再委託など、全く面識のない業者が実際の業務を行っていたりしないでしょうか。

品質管理といったって、何をしたら良いのか悩まれるかもしれません。
もちろん、全ての業者ではなく、あなたの会社における重要性に応じて、下請け業者や外注先の品質をそれぞれ管理すべきです。

最も簡単で効果のある品質管理の方法は、業者の担当者と直接会い、現場に足を運ぶことです。
社外の業者に依頼している以上、あなたが必要とする品質が維持されているかどうか直接確認するのです。

あまりに当たり前のことを書いているので、ここまで読まれた方はガッカリされているかもしれません。
しかしながら、当たり前のことが当たり前のように出来ていないので、今回のようなマンション傾斜問題が起きたと考えます。
是非、当たり前のことを一つ一つ実行していきましょう。

>>後継者育成の専門家をお探しの方はこちら

無料相談受付中!
03-6271-0185
今すぐ、お気軽にお電話ください。
担当者が丁寧に分かりやすく対応いたします。
【対応時間:9:00~18:00(月~土)】【休日:日祝日】
メールでのお問い合わせはこちらをクリック
Return Top