専門家に相談しないデメリット
| 自分で行うデメリット | 専門家に依頼するメリット | |
|---|---|---|
| 手間・時間 |
ご自身で後継者育成する場合、どれだけの時間で準備をし、通常業務を行う代わりに後継者育成に時間を割くことになるでしょうか？ 体系だって何かを伝えようとすると莫大な時間を要します。 |
後継者育成の時間に通常業務を行うことができますので、時間を有効に活用することができます。 |
| 専門知識 |
現社長が経験した範囲のノウハウを伝えることはできますが、それ以上を伝えることはできません。 会社の更なる発展のためには後継者の方には、現経営者のノウハウに加えて外部からノウハウを吸収する必要があります。 |
経営に必要な知識を体系だって身に着けることができます。 また、専門家は多くの後継者の育成を行っているため、他社の成功事例及び失敗事例から学ぶことができます。 |
| 着実な 計画の実行 |
通常業務を行いながら、後継者育成を行うため、どうしても現場業務を優先してしまいがちになります。 その結果、当初の計画通り育成が進まず、時間だけが過ぎていき、いつまで経っても後継者が育ちません。 |
外部専門家が関与することにより、半ば強制的にカリキュラムが進行していきます。 その結果、後継者育成というそもそもの目的を達成することができます。 |
| 円滑な 事業承継 |
例えば、親から子へ社長交代する場合、親子関係であることで却ってコミュニケーションが難しくなります。 親の背中から子供は仕事に対する姿勢を学ぶことができますが、細かなノウハウは伝わりません。 |
現経営者の強みを外部専門家を交えて後継者の方に伝えることで充実したコミュニケーションが取りやすくなります。 |
上記のように、自分で後継者育成を行うことで、却ってデメリットになってしまう点というものが存在します。
専門家に相談することで、多くのデメリットを予防することができるようになります。
料金を払ってでもお客様にメリットがある理由としては、以下の３つが挙げられます。
（１）頼りになる後継者を育てることができます
現経営者は後継者に事業を譲った後、悠々自適の生活を送ろうと思っていたのに、
育成不十分な後継者が事業に失敗して、しまいには倒産してしまうケースもあります。
倒産してしまいますと、現経営者の名声は消え去り、残るのは借金だけとなります。
中小企業に限らず、ソフトバンクの孫社長もファーストリテイリングの柳井会長も後継者に頭を悩ましています。
つまり、会社の規模の大小を問わず、どの会社でも後継者を育成することは大変悩ましい問題なのです。
この問題を解決するためには、後継者育成に本腰を入れて取り掛かることです。
一日でも早く、後継者育成に注力することで、盤石な経営体制を築きませんか？
（２）専門家の学習時間を買うことができます
会社を経営するにあたり、会計、税務、法務、IT、人事、営業、技術など、多種多様な分野の基礎は理解しておかなければなりません。
誰しも基礎も全く理解していない分野について、意思決定することができません。
インターネットやAmazon等で上記分野に関する情報や書籍は数多ありますが、
あなたの会社にとって本当に必要な情報にはなかなか辿り着きません。
そこで、専門家を活用することであなたの会社に役立つ情報が届けられるのです。
専門家は日々、情報を収集更新し、多種多様な会社の実例を経験しています。
その経験の中で取捨選択された情報は、あなたの会社にとっては貴重な情報です。
この作業を、現経営者自身がやろうとすると膨大な時間がかかり、想定していた成果が得られないかもしれません。
（３）社内では得られない専門知識やノウハウが身につきます
後継者育成は相続税や事業承継税制と表裏一体です。
会計事務所の提供する後継者育成は税務面に偏っていますし、税理士以外の機関の提供する後継者育成は税務面のサポートが弱いです。
常に多面的な視点で後継者を育成しなければなりませんので、後継者育成担当者は公認会計士・税理士・中小企業診断士といった複数の資格を持った者であることがベストです。
外部機関によってはそれぞれの資格を保有した専門家が在籍したワンストップサービスを掲げていますが、あなたが複数の専門家を相手に相談すると、何度も同じ説明を求められるケースがあります。
また、専門家Aのアドバイスを実行しようとすると、専門家Bのアドバイスが実行できないというケースもあります。
本当のワンストップサービスは、一人の担当者が複数の資格を保有しない限り、達成できないと考えております。
このように、当事務所ご相談いただくことで、
- 金銭面：長期的な会社の発展につながります
- 時間の面：専門家の時間を買うことができます
- 労力の面：社内では得られないノウハウや知識が身につきます
こういった多くの点で、メリットを得ることができます。