【出版】オーナー社長の後継者育成読本
次期社長の育成に特化した指南書
経営者の高齢化が進む中で、後継者不在に悩む企業が増えています。
適任者が見当たらない、子どもに継ぐ意思がないなどの理由で次期社長の目途が立たず、やむなく廃業を選択する経営者も少なくありません。
本書はこうした悩める経営者に向けて、後継者を早期育成する必要性を説き、その具体的な方法まで解説しています。
事業承継の手続きや税金対策について書かれた書籍は多数ありますが、育成からアプローチしたものはほとんどありません。
後継者は育てるもの――後継者育成支援に特化した公認会計士による、新たな気づきとノウハウに溢れた経営者必読の一冊です。
著者:久保道晴(久保公認会計士事務所 代表)
出版社:幻冬舎
発行日:2017/10/31
目次
はじめに
第一章 目の前の仕事で手いっぱい、適任者がいない……後継者不在に頭を抱えるオーナー社長
第二章 後継者の自覚と意欲を引き出すことが育成の前提条件
第三章 育成ステップ1 後継者選び
―親子/親族/たたき上げ/社外のメリット・デメリットを知る
第四章 育成ステップ2 後継者と経営状況を共有する
―会社の現状をA4用紙1枚に整理する
第五章 育成ステップ3 後継者と中期経営計画を共同作成する
―現状分析から5つの計画を立案する
第六章 育成ステップ4 経営計画の実行と改善
―実際にPDCAサイクルを回す
第七章 育成ステップ5 承継対策
―株式の承継に関わる法務・税務をおさえる
おわりに
※お詫びと訂正
本書に誤植がありましたので、下記の通り訂正し、お詫び申し上げます。
比準要素数1の会社の評価方式内
(誤)準資産価額方式 → (正)純資産価額方式
P231 図表24
年配当金額の分母
(誤)50円 → (正)10%
P242 5行目
(誤)3340万円が差し引かれ2380万円 → (正)半分の2860万円