株式会社D様
支援開始時の課題
株式会社D様とは、後継者の方が震災復興特需後の会社の将来像を描きたいというご依頼から、中期経営計画の策定支援を行ったのがきっかけでした。
後継者の方は、数年前、経営者向けセミナーを受講してクロスSWOT分析を作成したことはあったのですが、十分に活かすことができていませんでした。
支援開始
そこで、以前に実施したクロスSWOT分析の内容を再度吟味して、震災復興特需という現状を反映したものに更新し、実現可能性の高い新規顧客開拓のターゲットが明確になりました。
クロスSWOT分析のように自社の経営環境を分析する際に、第三者の視点を入れたことで、今まで気付かなかった自社の強みを再発見したり、外部環境の脅威を認識したりすることができ、大変喜んでいただきました。
また、売上高の部門別分析及び得意先別分析を実施しましたところ、エース級の営業部員に業務が偏ってしまっていることが明らかとなりました。
そこで、業務の平準化や配置転換、経験の浅い営業部員の教育等、人材育成計画も中期経営計画に織り込みました。
人材育成計画を織り込んだことで、後継者の方も従業員を巻き込んで中期経営計画を作成するようになり、計画完成時には多くの社員が中期経営計画の内容を理解していました。
継続支援中
中期経営計画作成後、計画の進捗管理のため、月次予算を作成し、モニタリングを実施しました。
モニタリングの結果、既存事業の反動減が予想より大きかったのですが、新規顧客開拓の成果により売上高8億円を維持することができました。
外部環境の変化を受けて、会社の目指す方向を社員と共有することができたと現経営者及び後継者の方に大変喜ばれました。
引き続き、計画のモニタリングとアップデートのお手伝いをさせていただいております。
専門家による無料相談受付中!