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後継者育成サービス ステップ0 後継者、誰にする?  たたき上げ?社外承継?

前回より後継者候補ごとに2回に分けて説明しています。今回は、たたき上げ承継社外承継についてです。

たたき上げ承継のメリット・デメリット

社内の役員又は従業員が事業を承継することをいいます。

・メリット
 親族承継よりさらに幅広く人材が選べる
 社内での信頼が厚い

・デメリット
 社内の一部や親族の合意を得るのが困難
 株式を集める資金を得るのに苦労する
 社長と同じくらい高齢である可能性が高い

親族承継よりさらに幅広く人材が選べる

従業員は長年勤務していることから実務能力仕事に対する姿勢など、後継者として見極めたい資質を事前に把握することができます。

また、会社の考え方が染みついているため経営理念の承継企業文化の維持が期待できます。

社内での信頼が厚い

現場の幹部して活躍している従業員であれば、取引先にも人柄や能力が十分に知られているため、信頼関係構築の面でより円滑な事業承継が可能となります。

会社の長期的な発展を希望するのであれば、たたき上げの従業員を社長に育てていくことが最適です。新卒から社長までのプロセスを確立できれば後継者に困ることはなくなるでしょう。

社内の一部や親族の合意を得るのが困難

社内にライバル従業員がいた場合、合意を得ていないと「なんであいつなのか?」といった疑問が噴出し、分裂や派閥が生じる虞があります。

また、中小企業は利害関係者(株主や社長の親族など)と密接な関係があります。
そのため、たたき上げの後継者は社長の親族や株主と信頼関係がないと、経営権や土地や建物などの事業用資産のスムーズな承継が行えません。

株式を集める資金を得るのに苦労する

株式を引き継ぐ方法は相続、譲渡、贈与しかありません。親族ではない従業員への相続は非現実的なので、残りは譲渡か贈与です。

贈与はには高額な贈与税(最高税率55%)がかかります。

また、譲渡するなら多額の購入資金が必要です。これは中小企業では、社長(経営)=株主(所有)なので社長は株式を持つ必要があるためです。

雇われ社長だと重要な決議が覆される場合があり、経営に支障が生じます。
しかし、従業員はサラリーマンなので多額の資金はありません。
そのため、贈与税や株式取得資金の捻出には頭を痛めます。

社長と同じくらい高齢である可能性が高い

たたき上げということはそれなりの年齢であることが予想されます。現社長とあまり年齢が変わらない場合は、またすぐに後継者を探す必要があることに注意が必要です。

社外承継のメリット・デメリット

社外承継とは、ご存じの通り社外で活躍している経営スキルのある人に承継してもらうことです。上場企業などでよく耳にしましね。

・メリット
 能力の高い経営者が選べる

・デメリット
 簡単には見つからない
 承継するまで従業員との関係がない

能力の高い経営者が選べる

経営者として折り紙つきの能力を備えている人材が選んで承継できることです。
株式の譲渡に関しても資金豊富な人物を選べば問題は発生しません。

簡単には見つからない

あえて中小企業を引き継いでくれる能力の高い経営者など、なかなか見つかりません

承継するまで従業員との関係がない

これは社外承継の宿命的なデメリットですが、従業員と関係をいちから構築しなければならないことです。
見ず知らずの人が突然トップになることには抵抗があっても不思議ではありません。抵抗勢力が生まれる可能性もあります。

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