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後継者が社内で空回りしないための処方箋

次期社長として意気揚々と、親の会社に入社して仕事に励んでいるものの、どうも従業員の反応が冷たい。そのような時、後継者はどうすべきか、社長である親は何ができるのか、といった点について本記事で解説いたします。

従業員にとって後継者の第一印象はどうだったか

人の評価は第一印象で決まる、と言われますが、後継者に対する従業員の評価も第一印象は大きく左右します。

社長の子供で、次期社長だからといって、偉そうな素振りを見せると、その場の従業員はみな、大人な対応をします。しかし、内心、どのように思っているかは分かりません。

謙虚であることは大事ですが、控えめすぎると、次期社長として頼りなさすぎると従業員の目に映ってしまうかもしれません。

後継者自身のキャラクターにもよりますが、親の会社に入社するときは、従業員を先輩社員と捉え、仕事を教えてもらうという姿勢を忘れてはいけません。

後継者としての立ち位置

後継者はいずれ、その会社の社長となり、経営する人です。

そのため、社長である親としては社長業を後継者に教えたいところです。

しかし、その後継者が別の会社を経営していた経験がない限りは、現場を経験させる必要があります。

その時、後継者を他の従業員と比較して特別待遇してしまってはなりません。

周囲の従業員と同じ条件で現場の苦労を身をもって知ることが大事です。

信頼を獲得するのは挨拶から

社会人に限らず、人間関係の基本はあいさつです。

「おはようございます」や「お疲れ様です」など、日常的に使う挨拶はたくさんありますよね。

その挨拶を明るく言う人とボソボソと言う人のどちらと一緒に仕事をしたいですか?

答えは明白ですね。

後継者は今後、会社経営のかじ取りを担う人なので、自身の性格に合った明るさで相手に聞こえるように、挨拶しましょう。

「ありがとう」と「ごめんなさい」をちゃんと言う

「ありがとう」は感謝の言葉、「ごめんなさい」はお詫びの言葉です。

会社経営で大きな失敗をしないためには、この二つの言葉をちゃんと伝えることが大事です。

従業員、取引先、お客様などにきちんと心から「ありがとう」と感謝の言葉を伝えることは、常に徹底すべきです。

また、自分に非がある時は、速やかに「ごめんなさい」と謝ることが大事です。

タイミングを逸してしまうと、相手方はより感情的になってしまうので、謝る必要がある時は早い方が良いでしょう。

社長だから、後継者だから従業員に対して謝らないでいると、優秀な従業員は去っていきますし、早晩、会社は潰れてしまうでしょう。

教えを請う姿勢で日々勉強する

本気で一生懸命の人は、どこか応援したくなります。

箱根駅伝で沿道で応援する人がいるように、一生懸命な人って応援したくなりますよね。

仕事でも同じです。

後継者が仕事を覚えようと、先輩従業員に教えを請いに行くと、先輩従業員は悪い気はしません。

後継者は貪欲に学ぶ姿勢を見せてください。

会社にいる先輩社員は皆、後継者にとっての先生です。

社長である親は後継者の子供にどう接したら良いのか

社長と後継者という関係であるとともに、親子関係であるところから、どのように接すれば良いのか、多くの方が悩まれています。

親心として優しく接していきたい気持ちと、敢えて厳しく接した方が良いのか、社長である親は悩んでいます。

後継者に対して甘い対応をしてしまうと、後継者自身、周囲の従業員から人望を得にくくなります。

一方、後継者に対して厳しく接してしまうと、会社を継ぐこと自体を諦めて後継者不在になってしまうのではないかと気を揉んでしまいます。

私の考えは、後継者に対して厳しくも甘くもする必要がありません。接し方は自然体で良いです。

社長が後継者に対してどのように接するか、と社内に目を向けるよりも、現経営者と次期経営者で今後、会社をどのようにカジ取りしていくか、喧々諤々議論した方が建設的です。

議論を重ねながら、現社長は後継者の意見を一つ二つと少しずつで良いので採用して行ってください。

そのような過程を経ながら、後継者は会社経営の仕方を学んでいきます。

後継者の言動に社長のお墨付きを与える

後継者の言動に社長のお墨付きがあると、空回りを防止できます。

具体的には、後継者が主体的に作成した中期経営計画など、経営計画について、現社長が会社としてGoサインを出します。

すると、その計画に基づいた後継者の言動は、会社として承認済みの話なので、後継者の独断ではありません。

もちろん、計画を実行する段階で色々なトラブルに見舞われるかもしれません。

その時には、社長がフォローしながら、計画の軌道修正をしてください。
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